フリーターが正社員になりたくない7つの理由!実際の口コミも紹介
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- フリーターのままでいるのはまずいのか
- このままフリーターとして働いていていいのだろうか
- 正社員も経験しておいたほうがいいのではないだろうか
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20代を中心に正社員として働くことを敬遠する人や、フリーターとして自由に働く人が増えてきています。
しかし、 このままフリーターとして働いていていいのか と不安に襲われることはありませんか?
ただ、不安がありつつもやっぱり正社員になりたくないと考える方もいるでしょう。
では、フリーターのままでいるとどんなデメリットがあるのでしょうか?
そこで今回は、
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- なぜ正社員になりたくないのか
- 正社員として働くメリット
- フリーターとして働き続けるリスク
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について詳しく解説します。
この記事を見れば、正社員になりたくない人でも 将来の不安がなくなる選択ができるように なりますよ。
正社員になるつもりはなくても、正社員のメリットを知っておくことで正しい判断ができるようになります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
正社員になりたくないフリーターの7つの理由
正社員になりたくない理由は人それぞれあると思いますが、よくある例を以下に挙げてみました。
[box class=”box32″ title=”正社員になりたくないフリーターの7つの理由”] [list class=”ol-circle li-accentbdr acc-bc-before”]
- 夢がある
- 給料が下がる
- 転勤をしたくない
- 残業をしたくない
- 責任を負いたくない
- スキルに自信がない
- 自由がなくなる
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逆に考えると 正社員のデメリット だと捉えることができますよね。
まずは、正社員になりたくないというモヤモヤした気持ちがどこから来ているのか、具現化することが大切です。
自分がどれに当てはまるか考えてみましょう。
1.夢がある
セカンドキャリアとして自分のやりたいことを実現したい!という人が増えています。
しかし、正社員でフルタイムでの勤務になってしまうと、 時間を割いての準備が難しい ですよね。
組織に属すると、以下のような制約があります。
[list class=”li-chevron li-mainbdr main-c-before”]
- 残業
- 接待
- 休日出勤
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「海外に留学して英語を学びたい」「専門学校に通いたい」といった夢を実現させるためには、 時間の制約を受けない ことが非常に大切です。
夢を実現するためには、時間的な制約の多い正社員のような働き方よりも、派遣社員やフリーターといった自分の都合を優先できる働き方のほうが望ましいでしょう。
フリーターのまま夢を叶える方法を知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
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2.給料が下がる
時給換算すれば、正社員よりもフリーターのほうが時給が高い場合があります。
残業代がしっかり出る職場だったらいいのですが、正社員になるとサービス残業やお金にならない付き合いなどが発生します。
さらに、企業によっては、「みなし残業」と言って一定の時間分の残業代を給与に含めていることもあります。
上記の場合、残業が多い月は、時給換算するとフリーターとして働いていたときよりも時給が下がる可能性が高いです。
固定給の正社員は、働けば働くほど損になるかもしれませんが、 フリーターなら働いた時間分の給与は必ず支払われます 。
3.転勤をしたくない
銀行系や工場勤務といったメーカーに勤めているとありがちなのが、転勤の問題です。
大きな企業になるほど全国に支社や営業所があるので、転勤が発生する可能性は高くなります。
転勤ありの職種は給与が高いことが多いですが、住み慣れた土地を離れるのは嫌ですよね。
しかも、転勤は突然言い渡されることが多いです。
タイミングや場所も自分の希望通りにはいかないことが多いでしょう。
転勤の辞令は原則として従わなければなりません。
急な転勤や現在住んで知る土地から離れるのが嫌 な場合は、正社員になりたくないですよね。
4.残業をしたくない
残業をしたくないという理由で、正社員にならない人も多いです。
正社員は、責任の重い仕事を任されるので、フリーターや派遣社員に比べて残業が発生する可能性が高くなります。
残業が続けば、プライベートでは思ったように 家事や趣味の時間が確保できなくなる でしょう。
しかし、フリーターとして働いていれば就業時間が来たら帰ることができます。
自分のプライベート時間を確保して、心に余裕のある生活を送るためにも残業はしたくないですよね。
フリーターとして働いたほうが残業が発生する可能性が低いため、正社員になりたくないと思う人が多いようです。
5.責任を負いたくない
正社員になると、長期での雇用を前提として雇用されるので、会社にとって責任の大きい重要な仕事を任されます。
会社の業績アップも考えながら仕事をこなさなければならず、 仕事の結果に責任を持たなければなりません。
人によっては、会社から期待をかけられた状態で仕事をするというのはかなりのプレッシャーに感じるでしょう。
一方で、フリーターなどの非正規雇用の人は簡単に辞めやすく、いつ居なくなってもおかしくないという考えから、重要な仕事は任されません。
フリーターの仕事は、社員からの指示に従って進める場合がほとんどです。
正社員として責任やプレッシャーを感じながら働くのは、 精神的につらい ですよね。
6.スキルに自信がない
アルバイトなどでしか働いたことのない人や、仕事にブランクのある人は、自分にはスキルがないと不安になりますよね。
自分のスキルに不安がある ため、正社員になりたくないと考える人が多いようです。
とくに、業種によっては20代後半〜30代でリーダーや管理職を務める人も一定数います。
自分は出世競争に参加するつもりがないと思っていても、出世した同年代の人と比べてしまうかもしれません。
他人と比べて焦ったり、「何もできないと思われるのが怖い」と思ったりしてしまうのも、正社員になりたくない理由の一つだと言えます。
7.自由がなくなる
正社員として働けば、基本的に週5勤務の週休2日制です。
平日の毎日出勤はもちろん のこと、会社の都合によっては休日出勤を義務付けられることもあります。
正社員は自分の時間が自由に持てなくなり、簡単に仕事を休みにくいです。
一方で、フリーターだったら、自由に休みを取ることもできますし、今より待遇のいい仕事が見つかれば簡単に乗り換えることができます。
まとまったお金がほしい時に集中的に働くなど、 自分のスタイルに合わせて働くこともできます よね。
フリーターは基本的に時給で働いているので、働かなければ時給としての給与が発生しないだけで、仕事には何の縛りもありません。
正社員になりたくないフリーターの実際の口コミ
正社員は、よほどのことがない限り簡単に雇用を切られることはありません。
世間的には安定しているとみなされ、社会的な信用もあります。
ただ、「正社員=会社に束縛されている」というストレスや、仕事の重圧・責任が大きいことは確かです。
大きな理由もなく正社員になるのは違うのではないか?と感じ、 フリーターとして働いている人のリアルな声 を集めました。
1.正社員になりたい理由がない
正社員になりたくない理由→長時間労働したくない、責任を負いたくない
正社員になりたい理由→ない
正社員が良いって言われてるけど
ぶっちゃけ嘘雇われの賃金奴隷で一生終える奴は
正社員がいいのかな? ( ̄▽ ̄;)積みあがらない仕事頑張っても
意味ないから
ライスワークはバイトで良いっス— 黒うさぎ (@7T0UGPQBFUG9sxw) October 30, 2021
正社員になりたくない理由ははっきりしているのに対して、 正社員になりたい理由がない という意見は多いです。
フリーターのまま生活ができているし、無理に縛られたくない人がいます。
2.正社員のほうがブラックな環境になる
正社員にならないの?って上司に言われたけど(今パートより待遇上の準社員みたいな立ち場)正社員ってボーナスは付くけど急にブラックになるので絶対になりたくない….
— (@55teamori) November 1, 2021
正社員にならないかと声をかけられているものの、 働く環境が今より悪くなる ことがわかっている状況です。
肩書きが変わるだけで働きにくくなるのが分かっているのなら、今のままでいいと思ってしまいますよね。
3.正社員で働いていて、精神的に病んだ
去年ブラック企業で正社員として働いて精神的に死んだしもう正社員なるのが怖い
今のままフリーターが生きやすい— り (@eevvaa0912) October 31, 2021
ブラック企業に勤めてしまうと、 労働条件が悪く精神的に病んで しまいます。
正社員は責任が重く仕事を辞めにくいので、悩む人が多いです。
フリーターでも知っておくべき正社員のメリット5選
正社員になるメリットは以下の5つあります。
[box class=”box32″ title=”正社員のメリット5選”] [list class=”ol-circle li-accentbdr acc-bc-before”]
- 収入が安定する
- 人脈が増える
- スキルアップできる
- 社会的信用が得られる
- 転職しやすくなる
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正社員になると、時間の使い方を自由にコントロールできなかったり、継続的な自己成長が求められるなど、良くないイメージを持ちやすいですよね。
しかし、正社員のメリットも知っておくことでフリーターのままでいるべきか、正社員になったほうがいいのか、 公平な目で天秤にかけて判断できるように なります。
それでは、正社員になるメリットを以下で詳しく説明します。
1.収入が安定する
正社員として働く最大のメリットは、 毎月必ず安定した給与が得られる ことです。
シフト制であるフリーターとして働く場合、働いた日数や時給によって給与が左右されるので、収入が変動しますよね。
また、長期的安定を得られるので、金額面でも正社員のほうが額面が高いと統計データから証明されています。
大学を卒業し、65歳までの43年間働いた場合の生涯年収は以下のとおりです。
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- 正社員の生涯年収:1億3,202万円
- 非正規雇用の生涯年収:8,273万円
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月収で換算すると、正社員は約26万円、非正規雇用は16万円となり、差額は10万円にもなります。
この差を見ると、正社員として働くことがどれだけ ライフプランに良い影響がある かがわかりますね。
2.人脈が増える
正社員になると、職歴と人脈が溜まっていきます。
業種や職種にもよりますが、同じチームのメンバーだけでなく、他部署の社員や取引先、そしてお客様とも関わりますよね。
良好なお付き合いができていれば、たとえ会社が倒産したり、転職したいとなったりした場合、仕事を紹介してくれる可能性が高いです。
しかし、フリーターだと自分に仕事の決定権がないため、社外の人と取引する機会はとても少なく人脈は広がりにくいでしょう。
正社員として出会った人との人間関係を築いていけば、自身の視野や将来の可能性が広がり、 今後のいい出会いに繋がります。
3.スキルアップできる
正社員は企業の成長に関わる大きな仕事を任されるので、 働きながらスキルアップできる のも魅力の一つです。
難しい仕事をこなしていくことで経験を積み、得た知見は自分の財産となります。
また、仕事が評価されれば昇進や昇格も期待でき、長期的に見れば正社員として働くほうが高い給与を得られる可能性が高いです。
しかし、フリーターの場合は正社員に比べて責任の重い仕事を任される機会が少ないので、スキルアップが見込めません。
つまり、長く働いても大幅な収入アップには繋がりにくいというのが現状です。
スキルは収入に直結しやすい ため、働いてお金をもらいながらスキルアップできるのは正社員の大きなメリットですね。
4.社会的信用が得られる
正社員は世間的に安定した収入が見込めると判断されるので、社会的信用を得られるのがメリットです。
社会的信用は、マイホームやマイカー購入といった ローンを組む場面で大きく影響してくる ので非常に重要です。
例えば、月40万円稼ぐフリーターと月20万円稼ぐ正社員の場合、雇用形態が理由で月20万円の正社員の方が社会的信用が高いと判断されます。
ただ、フリーターだからといってローンの審査が絶対に通らないというわけではありません。
しかし、「将来結婚してマイホームを持ちたい」などの夢がある場合は、 正社員のほうが実現できる可能性が高い ことは確かです。
5.転職しやすくなる
正社員は、フリーターよりも 担当する分野のスキルや経験が身につきやすい です。
正社員のほうが、研修制度や教育、資格取得支援などが充実しているため、会社の制度を利用しながらスキルを身につけることができます。
今は、正社員になるつもりや将来転職するつもりはないかもしれません。
しかし、親の介護や結婚などをきっかけに「正社員として働きたい」という考えに変わる可能性もあります。
その際、正社員の職歴や身につけたスキルや取った資格は 転職の際に評価されやすい です。
新しい仕事を見つけるときに有利に働くでしょう。
正社員になりたくないフリーターでいるとヤバい5つの理由
正社員になりたくないフリーターのままでいるとヤバい理由は5つあります。
[box class=”box32″ title=”フリーターのままでいるとヤバい理由”] [list class=”ol-circle li-accentbdr acc-bc-before”]
- クビになる可能性がある
- 歳を取ると体力的にきつくなる
- 孤独な最後を迎える可能性が高い
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フリーターだと時間的な自由がありますし、仕事に対する責任も比較的軽いですよね。
ずっとフリーターでいいと漠然と考えてしまいがちですが、先のことを考えずにフリーターを続けていると、以下のような問題に直面します。
1.クビになる可能性がある
派遣社員やフリーターは、突然クビになり、 収入がゼロになるリスク をともないます。
正社員は無期雇用で定年まで働くことができますが、派遣社員やフリーターは雇用期限に限りがあるからです。
同じ職場で長く働きたいと思っていても、雇用する側が認めてくれなければ契約の更新はできません。
さらに、企業の業績が悪化した場合、まっ先に雇用を切られるのは非正規雇用者です。
年齢が上がるにつれて再就職は難しくなるため、仕事を失ったときのリスクはとても大きいでしょう。
契約を更新することができずクビになり、次の就職先が見つからなかった場合は収入がなくなり 生活に困る可能性があります。
2.歳を取ると体力的にきつくなる
正社員にならないという選択肢を選び、体力を必要とする非正規雇用の仕事を選んだとします。
体力が必要な仕事を続けて歳を重ねると、働ける時間が減ったり、長年の肉体労働で体を痛めたりして 仕事を辞めざるを得なくなるというリスク が発生します。
例えば、現在引っ越しや現場作業の仕事をしている人は歳を取るほど体力的にきつくなっていくでしょう。
また、接客業や販売の仕事でも、周りが学生などの若い人ばかりで働きづらいと感じることもあるようです。
歳を重ねていった場合、疲れが取れにくくなるなど、 現在と同じ働き方ができるとは限らない のです。
3.孤独な最後を迎える可能性が高い
フリーターを続けていると、 高い確率で結婚できない まま老後を迎えます。
「フリーターと結婚したい」と考える女性はほとんどいないでしょう。
相手の両親に反対されたり、結婚に必要な資金を捻出できない可能性が高いです。
正社員と比べると、フリーターはどうしても社会的地位や収入が低くなってしまいます。
結婚しないまま老後をむかえると、両親が先に他界し 最後は一人で暮らすことになる でしょう。
男性の場合、40代フリーターの既婚率はたったの19.3%。
一方、正社員の既婚率は68.6%にまで上昇します。
正社員になれば、老後の資金も貯められますし、結婚できる確率もかなり上がりますよ。
4.老後の資金を貯金できない
国民の年金には「国民年金」と「厚生年金」の2種類があります。
国民年金は国民全員の加入が義務付けられていますが、厚生年金は会社員が加入するものです。
したがって、国民年金のみ加入しているフリーターは将来的にもらえる 年金の受給額が少なくなります。
厚生労働省によると、国民年金と厚生年金の両方から受給している人の平均年金月学は14万円ほどであるのに対し、国民年金のみに加入している場合は5万円ほどです。
つまり、厚生年金と国民年金の平均額の 受給平均額の差は9万円ほど になります。
フリーターのまま厚生年金に加入しない場合は、計画的に貯金したり資産運用したりしないと、老後のための資金を作るのは難しそうです。
5.正社員になりづらくなる
若い人材が不足している企業では、20代未経験者を歓迎することが多いです。
年齢制限の記載がなくても、実際は若い人材を優先して採用しているところもあります。
また、30代になると、採用にあたって指定の資格やスキルが条件になっている企業が多くなってきます。
そのため、30歳を超えてしまうと資格やスキルが無い限り、どれだけ正社員になりたいと願っても 正社員になれなくなってしまいます。
正社員を目指すのであれば、 1日でも早く動き出しましょう。
もし、夢があったり目指す職業がある場合は、「◯歳までに叶わなかったら就職する」と期限を決めるといいかもしれません。
フリーターとして働き続けるリスクについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
※内部リンク「フリーター リスク」
正社員になりたくないフリーターはどうするべき?【結論:即行動】
「正社員にはなりたくないが、実は将来に不安を抱えている」というフリーターの方も少なくないでしょう。
正社員にならずフリーターとして一人で生きていくのは、 想像しているよりもはるかに大変 です。
とくに一度も正社員になったことがない人は、職歴がないということになりますので将来的に後悔する可能性が非常に高いです。
正社員になりたくてもなれない年齢になる前に、 1年だけでもいいので正社員を経験する ことをおすすめします。
正社員になりたくてもなれない方は、こちらの記事を参考にしてください。
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正社員になると、毎日残業ばかりで自由がなくなったり、転勤があったりするのが嫌だと言う人もいるかも知れません。
しかし、企業によっては月の残業は5時間以内と明記されていたり、転勤がないところもたくさんあります。
とくにまだ20代の人は企業や仕事を自由に選べますので、 手遅れにならないうちに即行動 しましょう。
まとめ:自由を求めている人が多い!ただし、将来を考えて正社員も視野にいれよう
正社員になれば平日の毎日出勤は当たり前で、会社によっては残業が多いところもあるかもしれません。
一方、フリーターだったら働きたい時に働いて、休みたい時に休めるので自由な生活をすることができます。
ただし、 自由に暮らせるのは今だけ です。
将来を考えると歳を取るにつれて長時間働けなくなったり、肉体労働に限界を感じるようになります。
また、専門的なスキルが身につかないので転職しにくい上、年金の受給額が少なくなることは確かです。
将来的な不安を払拭するためにも、今まで正社員になったことがない人や十分なスキルを持っていない人は、 正社員になることも視野に 入れてみてはいかがでしょうか。
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